テレビや雑誌でよく取り上げられ話題の「半身浴」。
綺麗な女優さんやモデルさんなら必ずやっていそうなお洒落なイメージですよね。
ちまたでも、「半身浴がとても良い」と言われていますが、具体的にはどんなメリットがあるのでしょう?
実はすでに半身浴をしている人もそうでない人も、意外と知らない「嬉しい効果」があるのです。
今回は半身浴の効果と、痩せる効果的な半身浴方法をご紹介致します。
是非あなたの生活に取り入れて、夢の痩せ体質に近づきましょう。
目次
半身浴の嬉しい効果
半身浴の効果として多く知られているのは代謝アップだと思いますが、その他にもダイエットや美容にとってもいい効果もあるのです。
毎日入るお風呂で、沢山の効果が得られるのは嬉しいですよね。
代謝アップ
まず、代謝というものは呼吸や体温調節などの体が自動的に行う生命維持活動で発生するエネルギーの事です。
この代謝が行われる大前提として、体がしっかりと温まっている事が重要です。
体が冷えた状態では代謝もうまく行われず、太りやすい体質になってしまうのです。
半身浴は全身浴と違い、お湯の熱さを感じる面積が少ないため、より長時間浸かっている事が可能です。
つまり半身浴は長時間かけてゆっくりじんわりと、体を芯から温められるのです。
そうする事で血行が良くなり代謝もあがり、結果的に太りにくい体質へと導いてくれるのですね。
ダイエットには基礎代謝の高い体が必要不可欠ですので、半身浴は必須かもしれません。
また、半身浴を継続する事で入浴後の代謝維持も出来るようになります。
日中の代謝も底上げする事が可能なのです。
食べた物をエネルギーに変えて、消費しやすい痩せ体質も夢ではありません。
体への負担が少ない
体が温まれば、全身浴でもいいんじゃないの?と思われる方もいらっしゃると思います。
ですが全身浴は体がすっぽりとお湯に浸かってしまっている状態により、肺や心臓への水圧が負担になる事もあるのです。
入浴を効果的にしようと思うと、ある程度の時間が必要になりますが、肺や心臓への負担を考えると全身浴を長時間するのは難しいですよね。
それに比べて半身浴であれば、まとまった時間入る事が出来るのでオススメです。
デトックス効果
溜まった老廃物や毒素は、マッサージで流そうとしてもなかなか難しいですよね。
私も冷え性でかなりむくみやすい体質なので、たまにマッサージでスッキリしようと思うのですが、途中で腕や手が疲れてしまって断念してます。
半身浴は上記でお伝えしたように、血行促進効果もあるので老廃物や毒素の排出がスムーズになります。
冷え性やむくみでお悩みの方には嬉しい効果ではないでしょうか。
また、半身浴中はリンパの流れも良くなっています。
その間にフェイスラインのリンパを流すマッサージをするのもおすすめですよ。
顔だったら手も疲れませんし、何より輪郭すっきりになれますし、何より気持ちいいので入浴中ならではのリラックス感も得られます。
美肌効果
半身浴により血流がよくなってきた頃には、頬にも血色が戻ってきて触れるとポカポカしていると思います。
夕方の疲れたお肌よりも一段明るく澄んだ感じもありますよね。
お肌表面の凝り固まった古い角質も、柔らかくなり洗顔等で落ちやすい状態にあります。
なのでは私はよく、お風呂前にクレンジング→ゲルタイプの保湿剤を塗る(化粧水だけ塗るのは乾燥注意です!!塗るなら乳液やゲル)→その状態で入浴→お風呂上りに洗顔→すぐにいつものスキンケア
の順番で生活しています。
こうする事でお風呂中の乾燥も防ぐことが出来ますし、水蒸気たっぷりなのでちょっとしたパック効果もあります。
もちろん入浴中専用のパックも市場に出回っていますので、よかったら試してみて下さいね^^
安眠効果
さらに半身浴には一日の終わりにしっかりと体をあたため、疲れをとる事で安眠効果もあるのです。
私も冷え性なので、週に4回ほど時間をとって入浴するようにしていますが、確かに入浴後は自然と眠気がきてスムーズに眠る事が出来ます。
翌朝も比較的にすっと起きる事が出来て、体の痛みもあまりありません。
寝つきが悪い、不眠症でお悩みの方にもオススメです。
効果的な半身浴の方法
ここまで、半身浴にどんな効果があるのかをお話しました。
次は、その効果がきちんと得られる半身浴の方法についてお伝えします。
「半身浴なんて、ただお湯に浸かったらいいよね。」と思いがちですが、それだけではただお湯に浸かっているだけで効果は得られないのです。
実は温度や時間等が深く関係してくるのです。
入浴前に水分補給
入浴中は少量ずつですが沢山の汗をかきますので、入浴間には準備として約30分前に水分補給をしましょう。
また出来れば浴室までボトルを持ち込み、入浴中もこまめに水分補給するのがオススメです。
この時に気を付けるべき事は、冷たいお水ではなく常温か白湯にするという点です。
せっかく半身浴で体が温まっても、冷水により内臓が冷えてしまっては本来の効果が得られません。
入浴時間
入浴時間は20~30分程にします。
短すぎてもダメですが、長すぎる半身浴は体力を奪いますのでリラックスどころか疲労感を感じてしまいます。
お風呂から上がった時、ポカポカして気持ちいくらいが丁度良い時間です。
お湯の温度
皆さんは入浴時、お湯の温度は何度くらいでしょうか。
私はちなみに今まで41℃くらいに設定をしていました。
実際の理想的な半身浴のお湯の温度は38~40℃なんだそうです。
熱いお湯だと、体の表面ばかりが早く温まってしまい、とても長く入っていられません。
「なんかぬるいな」くらいの温度の方が、ゆっくりと体温を上げる事が出来て効果的なのです。
お湯の量
半身浴の適切なお湯の量はみぞおちあたりです。
これよりお湯の位置が上に来てしまうと、のぼせやすくなってしまうので注意です。
また、上半身に水分がついてしまうと体が冷えてしまいます。
タオルを肩からかけて体温の低下を防ぐのが得策です。
半身浴の注意点
ダイエットにも良くて美容効果もある半身浴ですが、体調が悪い時や薬を飲んだ日は避けましょう。
半身浴をしている最中の体は、軽い運動をしているのと同じくらい代謝が上がります。
体調不良で薬を飲んでいる場合などは、ただでさへコンディションが悪い状態ですので、半身浴はお休みしましょう。
また、食後すぐや飲酒した日、乾燥肌の人、肌トラブル中の人も同様に半身浴するには不向きな状態です。
特に乾燥肌の方はお風呂の中が蒸気で蒸されているので、一見保湿されていそうに感じる方もいらっしゃると思います。
ですが、お風呂の中の環境って意外と乾燥を招いてしまいやすいのです。
お風呂から上がってしまうと、一気にお肌の水分が空気中にとられてしまいもっと乾燥して肌トラブルの原因となってしまいますのでご注意下さいね。
食後でしたら1時間程あけた方が消化不良を防ぐ事ができますよ。
これらの半身浴ルールを意識しながら、安全に半身浴を行いましょう。
半身浴を継続するには?
半身浴には様々な効果がありますが、特に代謝アップに関しては継続することが重要です。
今晩半身浴したので明日から痩せ体質!!という事は残念ながらありません。
効果的な半身浴には、20~30分が最適とお伝えいたしました。
20~30分とさらっと言っても、その間暇だったら継続するのが難しいと思います。
そこで私が入浴中にしている事をいくつかご紹介します。
ポイントは半身浴タイムが楽しみになる事です。
・アロマやバスボムを入れる
・好きな音楽をかける
・シートマスクやヘアパックをする
・日記を書く
・スマホやタブレットでドラマや映画を見る
・本を読む
最後3つに関しては、防水カバーやバスタイム用のデスクが必要になりますが、ネット通販でもお手頃価格で売っていますので、チェックしてみて下さい。
このように入浴時間を自分の好きな事をする時間にすると、自分にとっての心地良いリフレッシュタイムになるので継続しやすいと思います。
まとめ
今回は半身浴の凄さとその効果的な方法をお伝え致しました。
いかがでしたでしょうか?
お風呂には毎日入るけど、毎晩半身浴する時間はないなという方もいらっしゃいますよね。
私個人的にも、毎日必ずしないとダメと思ってするより、週に何回かだけでもアリだと思います。
最初のうちは、お仕事がお休みの日だけしよう!というように決めてするのも良いと思いますよ。
是非、半身浴で痩せ体質を手に入れて下さいね。
重度のアトピーの克服をきっかけに美容への興味・関心が強く、日々「体にいいもの」「美容にいいもの」を追い求め続けている。性格はまったり。怒ったことがない。趣味はサウナ。
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