セラミドは食べ物や飲み物で増やす!その方法とは?

皆さんこんにちは。

最近肌の乾燥が気になるな~。
肌のハリもなくなってきた気がする。
なんか肌が敏感になってるかも。

と、悩んでいませんか?

よく考えたら春の花粉、夏の汗と冷房による乾燥、秋の冷え、冬のどこに行っても乾燥している環境と、季節も相まって年中肌には過酷な思いをさせてしまっているのかもしれませんね。

でも季節を変えることは不可能ですし、生活環境を変えることも、これまた難しい。

それでも肌の乾燥やハリ、敏感肌のケアをするには肌にきちんとうるおいを与え、バリア機能を正常に保つことが大切なんですね。

それに必要な成分がセラミドです。

セラミドは今やコラーゲンやヒアルロン酸と同じくらい有名な成分ですよね。
化粧品にもセラミド配合のものが多いです。

今回はセラミドを外から補うケアだけでなく、

・食べ物や飲み物から補う方法
・セラミドを増やす食べ物や飲み物
・セラミドを減らしてしまう食べ物や飲み物

これらを中心にご紹介していきたいと思います。

この記事を読み終わるころにはきっと、あなたのお肌は美肌に一歩近づいていますよ。
一緒にセラミドを増やしましょう!


よく聞くけどセラミドってそもそも何?

セラミドが美肌に大事だということは分かりますが、そもそもセラミドってなに?ってところから簡単にお話ししましょう。

セラミドとは・・・

私たちの肌の中には水分を蒸発させないようにする役割をもつ、細胞間脂質というものがあ
ります。

細胞間脂質の主な成分がセラミドなんです。

細胞間脂質はどんな仕事をしてくれているかというと

・バリア機能を正常に保つ
・肌を外的刺激から守ってくれる
・肌のうるおいを保つ

という、とっても大事な仕事をしてくれているんですね。

年中、外的刺激にさらされている私たちの肌を守ってもらうために細胞間脂質の主成分であるセラミドは美肌を保つためにとても重要だというわけです。

ちなみに、コラーゲンやヒアルロン酸は肌のもっと奥深くで働いているもの。
セラミドは肌の表面で働いているので、セラミドを含んだ化粧品でケアをすることで効果的にセラミドを補えるのです。

 

セラミドはどうして減ってしまうの?

とても大切なセラミド。
どうして私たちの肌から去っていってしまうのでしょうか。

●加齢

やはり加齢とともに減っていってしまうんです。

赤ちゃんのお肌ってぷるっぷるでふわふわしていますよね。
セラミドがお肌にたくさんあるからなんですね。
かつては私たちも、ぷるぷるなお肌だったのにね~。

「行かないで~!」と叫んでも、セラミドちゃんは「バイバーイ」とそそくさと去っていってしまうんですね・・・泣

セラミドの量は50代になると、なんと20代の約半分になると言われています。
これはもう今から気を付けて補っていくしかないですね。

●間違ったスキンケア

・洗顔のしすぎ
・強い界面活性剤が入った製品を使っている
・ゴシゴシと摩擦をかけて洗ってしまっている

とにかく肌に刺激になってしまうスキンケアは良くないと覚えておきましょう。
汚れも適度に落ちれば大丈夫です。
肌に必要な菌まで落とすくらい一生懸命洗う必要はありません。

おすすめは、アミノ酸系の洗浄成分が入ったものや乾燥肌、敏感肌向けのクレンジング料や洗顔料です。

クレンジングの後に洗顔を行っている人も、もしかしたら見直しが必要かもしれませんよ。

私は、日によって肌に優しいクリームかオイルのクレンジング料で洗って、水ですすいでから、ふき取り化粧水で優しくふき取るようにしています。

そうしたことで肌の乾燥による肌荒れが激減しましたよ。
もちろん肌に合う、合わないがあるので全ての人におすすめをするつもりはありません。

私の場合、
・乾燥が気になる
・ダブル洗顔が面倒だった

こういった理由から、ふき取り化粧水を取り入れてみたらとても肌の状態が良くなりました。

●冷え

冷えによって血行が悪くなることは全身の健康にも良くありませんからね。
血行が悪くなって代謝が下がってしまうと、栄養分がお肌に届きにくくなってしまうんです。
そうすると、ターンオーバーは低下しセラミドの合成も下がってしまうんです。

身体を温めることは肌にも健康にも大切だというわけです。

●睡眠不足

睡眠不足も健康と美肌のためには基本です。
夜にしっかりと眠ることで、美肌に近づけるはずです。

●ストレス

ストレスをためることも健康と美肌のためには良くありません。
ストレスは、活性酸素を出してしまい血管の収縮の原因になってしまいます。
そうすると、お肌の老化が進んでセラミドの合成力が弱くなってしまうんです。

ストレスをためないように、適度な運動をしたり、好きなことをしたりすることはとても大切なんですね。

ちなみに、良く笑うことも大切ですよ。

●環境の乾燥

・夏の冷房、冬の暖房などのエアコン
・外気の乾燥

●脂っこい食事の食べすぎ

・揚げ物
・インスタント食品
・ジャンクフード
・スナック菓子

これらの食べすぎもセラミドを補う点では良くありません。

●便秘

便秘の状態では、セラミドを多く含む食べ物や飲み物を取り入れても、効果があまり現れません。
便秘は健康にも美容にも本当によくありません。

ですが、この後にご紹介するセラミドを増やしてくれる食べ物や飲み物をバランスよく食べることで、便秘も解消してくれるかもしれません。

詳細はこのあとご紹介しますね。

 


セラミドを増やしてくれる食べ物・飲み物

それでは、セラミドを増やしてくれる食べ物や飲み物を紹介しますね。
こうして見ると、様々な食べ物や飲み物にセラミドは含まれているんですね。

セラミドが含まれる食品
こんにゃく・しらたき・パイナップル・米・小麦・小麦胚芽・そば・わかめ・ほうれん草・黒ゴマ・黒豆・小豆・大豆・味噌・糀甘酒・ひじき・ゴボウ・黒コショウ・コーヒー・紅茶・ウーロン茶・牛乳・甘酒

●こんにゃく
この中でもセラミドが多く含まれているのが、こんにゃくです。
なんとセラミドのサプリメントはこんにゃくが原料になっていることが多いそうです。

こんにゃくとセラミドに関しては、以下の記事で詳しく説明してますので是非読んでみてください。

生芋こんにゃくに含まれるセラミドに美容効果あり!簡単な見分け方とは

●パイナップル
この中でとても手軽に取り入れやすくておすすめなのがパイナップルです。
パイナップルにはパイナップルセラミドという成分が含まれています。

その他にも疲労回復やダイエット効果、便秘解消効果なども期待できます。
加えて
パイナップルは1年中手に入りやすい果物ですし、値段もお手頃ですからかなりおすすめですよ。

詳しくは以下の記事で詳しく説明してますので是非読んでみてください。

パイナップルに美容効果があるとは!便秘解消やセラミドで美肌に

●牛乳
牛乳にはミルクセラミドと呼ばれるセラミドが含まれています。
私も牛乳は大好きで良く飲んでいます。

しかし、牛乳からこのミルクセラミドを摂取するには大量に飲まなければなりません。
ミルクセラミドの場合は、それを高配合したヨーグルトやサプリメントで摂ると良いですね。

●甘酒
甘酒はここ数年、美容に良いことで有名ですよね。
なぜ美容に良いのかというと、セラミドの元となるグルコシルセラミドが含まれているからなんです。
甘酒の原料となる米麹には、コラーゲンやヒアルロン酸の合成を促進してくれて、角質層の水分量を増加させる効果が期待できます。
甘酒は美味しいですし、身体も温まりますし、飲み物ですから効率的に摂取できますよね。

 

セラミドの働きを助ける食べ物と栄養素

食べたり飲んだりしたセラミドに最大限働いてもらうために、セラミドの働きを助けてくれる食べ物もバランスよく取り入れていきましょう。

●タンパク質 肉・魚・大豆など

ビタミンA うなぎ・緑黄色野菜・卵・レバーなど

ビタミンB(ナイアシン) 豚肉・レバー・かつお・さば・ブリ・まぐろ・キノコ類・豆類・小麦胚芽など

ビタミンE アーモンド・アボカド・ゴマなど

ビタミンC パプリカ・レモン・キウイなど

亜鉛 牡蠣・うなぎ・赤身肉など

●オメガ3系脂肪酸(α-リノレン酸・EPA・DHAなど) えごま油・亜麻仁油・青魚など

お肉や魚、緑黄色野菜、卵など色とりどりの食材が多いですよね。
つまり、黒、緑黄色野菜、白など様々な色の食べ物をバランスよく摂ることがお肌にも良いことが分かります。
食卓を彩り豊かにすれば、美容にも全身の健康にも役立ちますし、食事も楽しくなりますね。

 

セラミドを減らしてしまう食べ物

先ほどご紹介したセラミドの働きを助ける栄養素の中で、過剰に摂取してしまうとセラミドを減らしてしまうという栄養素もありました。

それは、リノール酸です。

リノール酸が含まれている食べ物を過剰に摂取してしまうと、肌の乾燥やアトピー性皮膚炎、高血圧などを引き起こす可能性があるのです。

以下のような食材に含まれていますので、これらは適量にとどめるようにしましょう。

リノール酸が含まれる食品
ひまわり油・コーン油・グレープシードオイル・ベニバナ油・マーガリン・ドレッシング・ラーメン・インスタント食品・揚げ物・炒め物

「脂っこいものを食べすぎない」と覚えておくと良いですね。
あぶらのなかでもオリーブオイルや亜麻仁油はおすすめですよ。

 

ちょっと待って!そもそもセラミドって食べて意味あるの?

これまでずっと「食べ物や飲み物でセラミドを増やそう!」という話しをしてきましたが、果たしてセラミドを摂るとそのままセラミドになってくれるのでしょうか?

結論から言いますと、実はセラミドをそのまま食べて、体の中でセラミドになるのかどうかはまだ科学的には解明されているのか、いないのかよく分かりませんでした。

「それじゃあ食べ物や飲み物からセラミドを摂っても意味ないやん!」

と突っ込みたくなりますが、意味がないことはないんですよ。
その理由をご紹介しますね。

●セラミドを多く含む食べ物や飲み物を摂取すると、腸の中でスフィンゴシンや糖、脂肪酸などに分解されます。
これらの栄養素はセラミドの元になるので、セラミドの生成に役立つと言われています。

●セラミドを含むもの、その働きを助けるものを摂ることが美肌への近道です。
セラミドやタンパク質、ビタミンなど様々な栄養素をバランスよく摂ることでセラミドの生成に役立つと言われています。

つまり、セラミドを含む食べ物や飲み物を摂ることが、直接体の中でセラミドになるかどうかは分かっていませんが、確実に肌への健康には関わっていると言えます。

 

さいごに

いかがでしたか。

セラミドを体の中に取り入れてそれがそのまま体の中でセラミドになってくれるのかどうかは、科学的には分かっていないのかもしれません。

でも、今回ご紹介したセラミドを含む食材やセラミドの働きを助けると言われている食材には、様々なものがありました。

これらをバランスよく食べることが身体にも肌にもいいことは、もはや当たり前だと思います。

何か1つの物を過剰に摂りすぎたり、摂らなさすぎたりというのは身体によくないことは簡単に想像できますよね。

セラミドを意識して食事をすることで全身の健康にも良い影響を与えられるんだな、ということを感じました。

ポイントは毎日の食習慣だということですね。

お肉も魚も野菜もこんにゃくも豆もお米も、出来るだけバランスよく食べて健康に美肌になっていきましょう。

それと同時に、セラミドが含まれた化粧品で丁寧なスキンケアを行うとより効果的かと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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ABOUTこの記事をかいた人

重度のアトピーの克服をきっかけに美容への興味・関心が強く、日々「体にいいもの」「美容にいいもの」を追い求め続けている。性格はまったり。怒ったことがない。趣味はサウナ。